植物プランクトンの生育環境づくりと海底の環境改善を通じて、水産資源の生産性向上に貢献する製品開発を行っています。

Business水産
海に栄養を届ける
有機肥料由来の海域資材「MOFU-DX」は、窒素・リン酸に加えて鉄分を含み、海の植物が利用しやすいバランスに調整された資材です。
牡蠣やアサリなどの二枚貝の栄養源となるプランクトンの生育環境を整えることを目的に、広島大学との共同研究により開発されました。
また、ノリや藻場など海の植物の栄養源としても利用されています。栄養がゆっくり溶け出す設計のため、赤潮などを引き起こすリスクを抑えながら、持続的な栄養供給を可能にします。

底質環境を整える
海底などでは長年にわたり堆積した有機物が分解されずに残り、粘着性の高い泥となっている場所があります。こうした環境では硫化物が発生しやすくなり、底質環境の悪化につながります。
「IBA-DX」は、底質中に蓄積した有機物の分解を促し、硫化物の発生要因となる環境を改善するバイオ資材です。有機物の分解が進むことで、底生の土着菌が活動しやすい環境が整い、底質環境の維持につながります。
▼MOFU-DXについての根拠論文
『施肥材とあぜ板によるアサリ漁場の改善効果』
日本土木学会論文集B2(海岸工学),73, 12-18 (2017)
『完熟鶏糞肥料を主原料とする海域用施肥材の開発』
水環境学会誌 Journal of Japan Society on Water Environment Vol.45, No.2, pp.67-73(2022)
『Efficacy of the application of organic fertilizer to oyster growth』
Marine Pollution Bulletin 187 (2023) 114512
『完熟鶏糞施肥材によるアサリ Ruditapes philippinarum 成長効果の検証』
水環境学会誌 Journal of Japan Society on Water Environment Vol.48, pp.61-76(2025)



