事業案内Product development for the fishery industry.

海の食物連鎖の基礎である植物プランクトンを増やし、水産物の生産性を上げる製品開発を行っています。湾や海流など場所ごとに異なる状況を実際に確認しながら、適切なプランをご提案します。

Business水産

持続可能な栄養源として

近年、排水規制や護岸工事などで本来届けられるはずの栄養が海にまで届けられにくくなっています。海の食物連鎖の基礎である植物プランクトンを増やすためには、畑の野菜を育てるように生育に必要な栄養を与えなければいけません。

鶏糞由来の「MOFU-DX」は窒素・リン酸のほかに鉄分が含まれており、海の植物にとって最適なバランスに調整された肥料となっています。牡蠣やアサリなどの二枚貝の栄養源であるプランクトンを、環境に負荷をかけることなく増やすために、広島大学と共同研究で開発しました。

増え続ける鶏糞で減り続ける魚介類を増やす私たちの試みは、畜産・水産の垣根を越えた栄養バランスを整えることにあると考えます。

またノリや藻場など、植物そのものの栄養源としても「MOFU-DX」は最適です。栄養がゆっくり溶け出すことで赤潮などを引き起こす心配もなく、持続可能な栄養源として選ばれています。

導入事例Results

海面養殖に

牡蠣や海苔などに。植物プランクトンや藻類を増やすための肥料として。

生育環境に

アサリやシジミなどの生育環境に負荷をかけずに植物プランクトンを増やす。

藻場に

アマモやガラモなどの藻場造成にも。